埼玉県南4市まちづくり協議会

埼玉県南4市まちづくり協議会

鳩ヶ谷市 「人と物、文化の交流をめざす情報化」

鳩ヶ谷市 「人と物、文化の交流をめざす情報化」

長谷川慶太郎
この県南五都市の新しい交通機関として今クローズアップされている埼玉高速鉄道の現場を、一つご紹介申し上げたい。鳩ケ谷の名倉市長お願いいたします。

名倉市長
はい、最後になりましたけれども、鳩ヶ谷からお伝え申し上げたいと思います。市民の夢をどう見せられるか、いろいろ検討してまいりましたけれども、一番これがいいのではないか。30数年かけた鳩ヶ谷市の悲願が達成できるわけであります。ちょうど平成13年春でありますから、もう後2年少々。そこにいよいよ地下鉄が街に入ってくるわけでございまして、この地下鉄に寄せる市民の熱い期待は、それぞれはもう大きいものでありますから、ここに今回視点をあてまして、中継現場、地下鉄の中継現場からお伝え申し上げたいと思います。市民の熱い期待が良くわかってくれる、こんな姿をお伝えできると思っています。

担当者の方からは趣向を凝らして是非お伝えしたい。こんな意向が伝わっていますから、ぜひご期待ください。

それでは、中継現場よろしくお願いします。

中継現場レポーター
はーい、こちらは鳩ヶ谷市の中継現場です。ごらんになれますか?

ライトお願いします。

会場の皆さんこんにちは。ここは、埼玉高速鉄道、鳩ヶ谷工区のトンネルの中です。

名倉市長、ご覧になれますでしょうか?

名倉市長
はい、こんちにちわ。良く見えてきましたよ。

中継現場レポーター
はい。

私が今いる位置なんですけれども、こちらの地図をご覧下さい。私が今いる位置は、ちょうどこの辺になります。鳩ヶ谷中央駅から東京方面に約850mぐらいにきたところです。鳩ヶ谷市民の皆さんには、国道122号線

変電所の交差点 真下付近、といえばおわかりいただけるかと思います。地表面から私の立っているところまでは、約30mの深さだそうです。

内側の直径約8.5mの、円形のトンネルです。ここは切羽といわれる、掘削現場の最先端に来ています。

名倉市長
はい。なかなか普通見られないところでありますからね。

中継現場レポーター
はい、私ですね、この中継のために許可をいただきまして、始めて地下鉄の現場に入りました。

私がイメージしていたものとは違い、とてもきれいです。泥や水などは、ぜんぜんありません。非常に大きな工事なので、たくさんの方々がいらっしゃるかと思っていましたが、ほんの数人という感じです。機械化が進み、安全に工事が行われていることを知りました。

名倉市長
そうですか。いい経験をしましたね。

そこにはですね、埼玉高速の副社長入江様がおられますか。

中継現場レポーター
はい、今替わります。入江副社長お願い致します。

埼玉高速鉄道(株)入江副社長
市長さん、お元気でいらっしゃいますか。

名倉市長
大変お世話になっています。忙しいところ、大変恐れ入りますけれど、その現場の埼玉高速鉄道は、埼玉県で初の地下鉄になるわけですよね。

埼玉高速鉄道(株)入江副社長
はい。埼玉高速鉄道が実際に設立されましたのは、平成の4年の3月でございますが、これまでは非常にこの地区は交通不便地域でございまして、実際この地域から各JRの駅までにバスで40分かかるというような、大変大量交通機関のない地域でございました。このところに大量輸送機関を導入するというのが、この設立の目的でございます。建設の工法と致しましては、第3セクター、つまり第1セクターは官庁でございます。第2セクターは民間でございますが、これを合わせまして、資本を合わせまして第3セクターによって建設するという、全長14.6Kmの延長でございます。

名倉市長
地下鉄の建設でありますけれども、今までにない、試みもあるようでございますが、どんなことでございましょうか?

埼玉高速鉄道(株)入江副社長
はい、今までにない試みといたしましては、非常に都県境を流れている荒川に、たくさんの水が流れておりますが、実際にはこの地域には、水源を持たない芝川とか、あるいは綾瀬川というのが有りまして非常に汚れております。これを浄化するために、鉄道の中に水道管を引きまして、直径1m20cmでございますが、1時間に1万800トンの水を上流に運んで、その水で、水源を持たない2つの汚染された中小河川を浄化するという方法でございまして、これはまったく日本で始めての試みでございます。今、着々と進んでいるところでございます。

名倉市長
はい、非常に環境に役立つということで、新たな政策、方針が立てられたようでございます。

埼玉高速鉄道そのものは、鳩ヶ谷市のほぼ真ん中を通過するわけでありますが、赤羽岩淵までの計画、浦和大門から。そして沿線はどのような状況になっていくのでしょうか?

埼玉高速鉄道(株)入江副社長
全体と致しましては、この路線は、現在帝都高速度交通営団が建設をしております南北線の、赤羽岩渕駅を基点と致しまして全長14.6Km。最終駅、浦和大門までの14.6Kmでございますが、このうち7つ停車場の駅ができます。7つのうち6つが地下にできまして、一番最後の大門の駅だけが地上につくるということでございまして、まさに都県境を越えて、これだけの延長の地下鉄が県内に入って来たというのは、これも地域的に見ましても、この同様の地域を見ましても、始めてでございます。また、この大門から約1200m先には現在建設中のサッカースタジアムがありますが、このスタジアムのオープンまでになんとしも間に合わせようということで、現在頑張っているところでありますが、決してこの工事はらくらくときている事ではありませんで、荒川の下では電車が走るのが約40m下、というようなところでございますし、あるいは民地の下を直径10mのシールドが走っているというようなことでございまして、大変苦労に苦労を重ねて建設をおこなっています。見たところは非常に整然と行っているわけでございますが、大変苦労を重ねております。全体ができた暁には、約23万人の乗客を予定しておりまして、そのうち16万人程度が東京方面にこの電車を利用するのではないか、というふうに考えております。また、全体の路線を見てまいりますと、浦和大門地区ではまだまだ民地が空いておりますので、その辺の地区の開発は、急速な発展を遂げるであろう、というふうに予想しているところであります。

名倉市長
はい、ありがとうございます。非常に開通が待たれるわけでございますが、地下鉄の工事の中、現場が非常にきれいだという報告がありました。どんなふうな工事方法をとっているのでしょうか?

埼玉高速鉄道(株)入江副社長
現在、先ほど申しましたように、駅の地上駅は一つで、後は全部地下でございますから、地下の駅を作りまして、その駅と駅を結ぶ間は、全部シールド工法という工法で行っています。現在、報告しているところがシールドでございますが、約直径10m、それからシールドの機械だけを見ますと、機械だけが約900トンでございます。後方設備まで入れますと、たいへんな数字になりますが、しかもその900トンのシールドが約7000トンの推力、力をもってシールドの中に進んでいると、その進むスピードは、だいたい1日5mから8m、時には10mも進むというようなスピードをもって掘削を進めているという状況でございます。

非常にどの区間においても、見ていただいた通り、整然ときれいに仕上がっているのが現状でございます。

名倉市長
はい、ありがとうございます。このペースで行きますと、いつごろ次の駅までに掘りあがるのでしょうか?

そして地下鉄が走るまでには、どんな作業が、もう少し待っているのでしょうか?

埼玉高速鉄道(株)入江副社長
ここは、鳩ケ谷中央の駅でございますので、このトンネルが実際に完全に仕上がり到着するのは、来年の2月から3月にかけてぐらいになるだろうと思います。駅舎部分の工事については、6つ地下を作っておりますが、この地下作業を見ますとすでに83%の出来あがりでございます。また、駅舎の建築工事については、現在設計が出来あがりまして、ぼつぼつ駅内装工事の建築を発注しようと、それから、鉄道というのは大変、電気施設、機械施設、信号施設といった膨大なものがございます。これらについても今年の終わり頃から発注が始まりまして、12年の前半には完了させたいと、いうふうに考えておるわけでございます。

もちろん電車を走らせるわけでございますから、レールを引かなきゃなりませんので、そのレール部分の工事についても、今年の終わり頃には、発注をしていきたいというふうに考えておるわけでございます。

それから、車両基地は現在建設中でございますが、車両基地の中の建築工事その他もありますので、それは来年早々には発注を行っていきたい、とふうに考えております。

それから、試験工事というのか、1番最初に電車がいつごろ入るのかという点については、これは12年の終わり頃には試運転車を持ち込みたい、というふうに考えておりまして、試運転の結果、13年春には実際にお客さんを乗せて東京の中心から横浜の方まで、列車を運んでいきたい、というふうに考えております。

名倉市長
はい、ありがとうございました。時間も迫ってまいりました。中継としては非常に良かったと思います。

レポーターも良かったですからね。たいへんありがとうございました。

いよいよ、鳩ケ谷にも地下鉄走るわけでありますが、この鳩ケ谷に地下鉄走った事によって、情報の伝達も速やかになるはずであります。レポーターそして関係者の皆さん、大変ありがとうございました。御礼申し上げます。

長谷川慶太郎
いやぁ、なかなかすばらしい。日本の建設土木技術の粋を尽くした建設現場を、皆さんにごらんいただきまして、大変印象深かったことだと思います。

転載・転用を禁じます。

お問い合わせ

埼玉県南4市まちづくり協議会事務局

担当課名 川口市企画財政部総合政策課
電話 048-258-1110
FAX 048-257-1008